4千本の梅花真っ盛り
宿の朝食を早々と済ませて、約4千本の梅の開花が真っ盛りという湯河原梅林(幕山公園)へ。
宿から距離にして5キロ弱、約15分ほどでサクッと移動できたのですが、9時を回っていたためか、公園の入口の手前1キロ辺りからすでに渋滞していました。
駐車場はいくつもあって、公園に最も近い第1から降順となっていて第5駐車場に車を停め、曇り空でしたが空気もいいので入口まで5分ほど歩くことに。
入口受付からすぐのところで、もう紅白の梅が咲き誇る山が目に飛び込んできました。
幻想的というか…もはや言葉では表現できないほどの光景です。
湯河原に一泊したわれわれは「宿泊サービス」として宿を発つ際、無料の入園券をいただくことができたため、入口受付で200円を支払うことなく、無料券を提示してそのままズンズン行進。
しかし、200円は良心的で、払ってでもという気持ちにさせます。
標高626mの幕山登山へ
山の斜面の梅の木を縫うように歩いていると、同じ枝から紅白の花を咲かせている梅の木を見つけました。幹の下部には「輪違い 別名:思いのまま」のプレートが。
源氏の御旗の白、平家の御旗の紅にちなんで「源平咲き」ともいわれているようです。
15分ほど梅林を散策した後、そのまま幕山に続くハイキングコースへ足を延ばすことに。
頂上が標高626mとそれほど高くなく、初心者向けのコースとの触れ込みですが、いざ登ってみるとなまくら体にはこたえます。
少し登っては休み、休んでは登り、を繰り返しつつ、ふと振り返って見ると、何とロッククライミングをしている人の姿を発見!数十mはあろうかという岩をよじ登っています。
徐々に足元も悪くなり、勾配もきつくなっていきます…ム、ム、ムッ。
時折日が差し込み、薄っすらと汗をかいたので、上着を脱いで黙々と山道を登り続けますが、頂はいっこうに見えず…。
もう少し、もうちょっとのはずと自分をダマしつつ、登り始めてから1時間強でようやく頂上へ到着。相模灘と真鶴半島、初島を一望できる絶景を目の当たりにして、満足、満足…。
いつまでも健康でありたいですね。
「山の神」にお礼
下りは別ルートを使って「大石ケ平・南郷山」の分岐から幕山へ。
登山は下りの方が要注意とよく言われますが、まさにその通り、左足の膝裏の外側辺りに屈伸の度に痛みが…。登りのときと比べれば、緩やかな山道なのですが、ホント、ヤワですなぁ。
山道から一般道へ合流してしばらく歩くと、「山の神」を見つけました。
足を少々痛めつつも1時間弱かかって無事下山できました。
行程およそ2時間の素晴らしいハイキングのお礼を申し上げました。
一泊二日の旅でマインドリセット完了です。