魅力的なスキーム
求職活動の事前準備として、スキルアップを目的としたハロートレーニング(公的職業訓練)についてリサーチしてみました。
厚生労働省の特設ホームページによると、ハロートレーニングは「無料の職業訓練制度」(テキスト代は自己負担)で、キャリアップや希望する就職を実現するために必要な職業スキルや知識を習得することができます。
「職業訓練でスキルアップ」→「ハローワーク、訓練実施機関の就職支援+訓練受講中の生活支援(雇用保険の基本手当等」→「理想の就職」というスキームのようですから、スキル習得のチャンスに加えて、その間雇用保険が受給できるのはとても魅力的です。
さらに調べていると、全国各地で実施するさまざまなトレーニング内容が一覧できる「ハローワークインターネットサービス」という検索ページにたどり着きました。
自分が居住する都道府県だけでなく、隣接やゆかりの自治体も指定でき、想定している訓練分野(3つまで選択可能)、募集期間、受講期間といった大まかな条件を選んでクリックすれば、より具体的な訓練コース名、募集の状況(募集中、募集前等)・定員・期間のほか、訓練の内容・期間・時間、開講日、訓練実施施設所在地などの情報が閲覧できます。
条件を指定してもしなくとも任意・自由なのですが、指定すればより訓練コースを絞り込むことができてとても便利なのでこれを利用することに!
細やかなWebコース
先ず「コース種別」は公共職業訓練に、「エリア」は自分の居住県と求人が多いであろう東京にそれぞれチェック。Web・デジタル関係スキルを上げて就職につなげたいと考えているので「想定する分野」として「IT分野」「クリエート(企画・創作)分野」「デザイン分野」の3つを選択、「訓練期間」はとりあえず3ケ月にして検索してみました。
すると、Webサイト制作科、Webライター科、Webクリエイター養成科など全部で7つほどの訓練コースが表示されました。Webサイト制作科はなんとなく想像ができましたが、他のコースはといいますと…。
「Webライター科」は記事化の方法がメインテーマといえそうです。
訓練目標「Webサイトを取り扱う企業や一般企業において、インターネットの特性を理解し、Web担当者として状況に応じて正しい知識と技術をもって、効果的なマーケティング手法を選択できる人材を目指します」
訓練内容は「Webライターに必要となる正しい日本語の表記や厚生技術などのライティング基礎知識を身に付け、さらにはSNS運用でのマーケティング基礎、PC・Web基礎、著作権基礎に関する知識を習得します」とあります。
「Webクリエイター養成科」はサイトのデザイン、運営方法が学習のメインとの印象です。
訓練目標「課題制作を通して必要な知識とスキルを身に付け、効果的なプレゼン技法を習得し、Webサイトの制作・運用管理から提案まで担える人材を目指します」
訓練内容「Illustrator・Photoshopの操作から、HTML・CSS・jQueryの知識、スマホ対応まで、Web制作に必要な最新の技術を習得します…」と紹介されていました。
受講まで3ステップ必要
訓練時間も9時30分開始だったり10時開始だったり、訓練日数も56日だったり64日だったり、また自己負担の教科書代が1万1千円だったり、1万5千円だったりとばらつきがあるようです。
そして、やはり自宅と訓練実施会場の所在地までの距離と所要時間が気になるところ。
受講継続への根気、モチベーションへの影響が大きいですから。
東京都内への「越境訓練」が認められるのか?
仮に認められたとしたら、毎日の交通費は自己負担なのか?
先のHPによると、そもそも受講できるまでに越えなければならないステップはいくつもあるようです。
①ハローワークで求職申込み・職業相談
②訓練の受講申込み
③面接・筆記試験等を受験
④合格したら受講あっせん
⑤受講スタート
私場合、①は済ませているので⑤に至るまでには、②③④の3ステップが必要ということになります。
面接・筆記試験ってどんな内容なのか?
合格した後の受講あっせんって?
疑問が次々に出てきます。
近いうちに、住まいを管轄するハローワークを訪ねようと思います。