お得な金利適用
退職して何が一番心配かといえば、やはり収入をどう確保するかでしょう。
雇われの身であれば、出勤すれば給料やボーナスが定期的に入ってくるわけですが、それが来月からは望めません。
まだ働こうとの意思はあるものの、方向性が定まるまでしばらく時間がかかりそうです。
そこで近々入ってくるであろう退職金を少しでも有効に活用できないかとネットであれこれ検索していたところ、「退職金定期預金」なるものを見つけました。
投資とは違ってリスクが低く、退職金を預けた金額と期間に応じて、通常の定期預金よりお得な金利が適用になるという商品です。
3つの商品発見!
先ずは中央労働金庫。
退職金の受け取りから3年以内の個人であれば利用が可能で、1口300万円以上のお金を1年預けた場合、店頭表示金利+年0.2%、5年では店頭表示金利+年0.15%が適用されるという話です。
対象の退職金であるかどうかは、退職所得の源泉徴収票、退職金受取口座の預金通帳などで確認することが条件となっています。
三菱UFJ信託銀行でも「退職金の使い道がまで決まっていない方」向けの「定期預金コース」を設けています。
例えば、総額1千万円を年0.95%の円定期預金に3か月預入れた場合、3か月後の利息受取額(税引後)の概算は約17,930円となります。
計算式は以下の通りです。
1千万円×0.9%×3/12か月=22,500円(税引前利息)
22,500円-税金4,570円(注)=17,930円(税引後利息)
1回当たりの預入金額は1千万円以上5千万円以下としていますから、退職金が5千万円に上る方が全額預けた場合17,930円の5倍という計算になります。
退職金以外のお金でも新規であれば利用できるとしています。
ただし、退職後1回限りで新規のみ。預入期間は3カ月なのでそれ以降は通常金利に戻ってしまいます。
また三井住友信託銀行は退職金特別プランの中に「定期預金コース」を設けています。
新たに1契約500万円以上総額1億円以内の入金すれば、スーパー定期として3カ月間だけ年0・80%の優遇金利を適用しますが、退職の基準日から2年以内1回限りの利用とのこと。
例えば、スーパー定期(3カ月)で1千万円預けた場合の利息は次の通りになるそうです。
1千万円×年0.80%×90日/365日=19,726円(税引前利息)
19,726円-4,007円(税金)=15,719円(税引後利息)
三井住友信託銀行の場合は次の特長があります。
- 退職金以外のお金でも利用できる
- 退職金特別プランを利用した家族(配偶者、両親など)も同プランを利用できる
- 退職1年前の方も条件が違うものの「予定者向けプラン」が利用できる
運用「渡り」もアリ?
それぞれ優遇プランの内容が違っており、適用期間が退職後2年までと幅があったり、家族も利用できたりとバリエーションに富んでいます。
上手に特別プランを比較・検討して、退職金運用で「渡り」歩けば、利子をさらに膨らませることもできそうです。
よく勉強してみようっと…。