下剤効果で3時起床
本日は9月に切除できなかった大腸ポリープの手術を受けに病院へ。
昨秋4㍉の大腸ポリープが見つかって、今年9月に事後観察を受けたら、4㍉ではなく7~8㍉のポリープが発見されたのですが、想定しいた大きさと違っていたため対処しきれず、改めて内視鏡による切除手術を受けることになったのでした。
何でも4㍉程度であれば9月の内視鏡検査時に切除できたらしいのですが、7~8㍉と想定より大きかったため、〝根〟のような組織とともに切除するには電流を流して切除する方法の方が望ましいと診断されたためでした。
昨日夕食後に下剤を服用し、手渡された処方通り、水を500㎖ほど飲んだのですが、何の〝変調〟もないままそのまま就寝。
しかし、夜中の3時過ぎにお腹がギュルギュル鳴って、目が覚めました。
ようやく効いてきたようで、トイレへ。
前回検査の前日もまったく同じ下剤を服用したのですが、特に反応がなく、翌朝も通常の便通だったのですが、今回は少々違います。トイレに行った後も、下剤によるお腹の痛みがなかなか収まりません。
完全に目が覚めてしまったので、起床。
病院へ向かう準備をしていたら、再びお腹が痛み出して、またトイレへ。
時刻は5時半を回っていました。
朝から認められた水分以外は一切口にすることはNG。
認められた水分とは水、お茶、コーヒー、イオンバランス飲料といったところ。
妻の朝食を横目に、チビチビと天然水を口にした後、出掛けました。
デジャビュ
前回9月の時より自宅出発時間が1時間ほど早いだけで、目指す病院も、手術前の措置もまったく同じなので、まさにデジャビュ(既視感)そのもの。
違いと言ったら、下剤の効き具合ぐらい。
効き過ぎて病院で受付が終わると、そのままトイレへ駆け込みました。
再び「二フレックB法」検査。
やはり看護師さんが下剤を溶かしたポカリスエット風味の腸管洗浄液が入った厚めのビニールパックと大きめの紙コップ、それに鉛筆を持ってやって来ました。
洗浄液をコップの200㎖の線まで注いでは飲み、飲んでは注ぐ、の繰り返し。
前回は10時25分スタート、12時15分終了の運びでしたが、今回は9時25分スタート、11時15分終了。
そして「合格」と言われるまでに通ったトイレへの回数は、奇しくも前回と同じ9回でした。
お尻側が観音開きのオープンパンツを上げ下げすること
もう何も出ない状態です。
手術のため、呼ばれたのは13時を回ったころ。
血圧を測り、水分補給のための点滴を打たれました。
本日受ける手術は、内視鏡の先端から針金の輪(スネアー)をダシ、病変の根元を絞め、高周波電流を流し、病変を切除するという方法です。場合によっては病変の根元に液体を注入し、病変を浮かせて切除することもあるそうです。
で、事前に手渡されていた説明・同意書によると、高周波を用いて病変を切除するので、切除部分に潰瘍を創り、その潰瘍の完治に約2週間を要するとのこと。まれにこの潰瘍から出血や穿孔(穴があく)などの合併症を生じることがあり、受診病院においては術後出血が0.909%、腸穿孔が0.0006%(2014~2018年)とありました。
宝くじをいくら買っても当たらないのだから、これに当たったら悲劇というか、喜劇ですね。
仰向け状態から左向きになるように指示を受けると、まな板の鯉となって、オペ室へ。
医師から「点滴に鎮痛剤を追加添加しますね」と言われ、見ていて作業が終わったのかとのかなぁと思った次の瞬間から意識が飛んでしまいました。
手術を受けている、受けたんだという感覚や痛みがないまま、目が覚めました。
また「完落ち」でした。
8㍉片を病理検査へ
ベッドの上で上半身だけを起こして10分ほどしたら、看護師さんに手を引かれて待合室へ。
30分ほどすると、受診番号の呼び出しがあり、面談室に入るようアナウンスがありました。
執刀医の説明によると、本日切除したポリープの大きさは8㍉。
9月の説明の時も7~8㍉ということでしたので、9月に発見したポリープとの説明でした。
さらに、見つかった部位からさらに奥の方までスコープを入れたら、2~3㍉の小さなポリープが3つ見つかったとのこと。
ただ、切除対象は6㍉以上ということらしく、小さすぎて切除できないので、今後は経過観察のため、定期的にスコープ検査を受けてくださいとの指導を受けました。
切除片は病理検査のため、外部に委託。
結果が判明するころの12月上旬に来院することとなりました。
帰り際に手術前に看護師さんから説明を受けたことを医師にも再度確認しました。
術後1週間は禁酒。炭酸も刺激を与えるので飲まないこと。
激しいスポーツも1週間は避けること。
2週間は遠出の旅行・出張はNG。
本日と明日はお風呂に入らずにシャワー対応で、その後もお風呂は短時間で。
看護師さんから別途手渡されたA4判1枚紙にはけっこう細やかに記載されていました。
飲食についても先述のアルコールはダメなのはもちろんのこと、食事も、きんぴらゴボウやヒジキの煮物といった「繊維質」、揚げ物や中華料理といった「脂っこいモノ」、カレーやコーヒー等の「刺激物」は回避するようにとのことです。
しばらくは大人しい生活を送らないといけないようです…。
この日の診療費は28,490円也!
やはり、病気になってはいけません。