アメントウの花5輪
自宅にはアメントウの鉢植えがあります。
近くのホームセンターで目にとまり、購入してもう4,5年は経つでしょうか。
これといった手入れもしないのに、毎年、ちょうど梅の開花と桜の開花の間の時期にかわいらしい赤い花を咲かせます。
東京・靖国神社の桜・ソメイヨシノの標準木が5輪ほど開花して、気象庁が開花を宣言したのは14日のこと。
わがアメントウはそれより4日遅れの18日にようやく花1輪。
20日の本日5輪ほど開花したので、わが家の開花宣言は東京の桜開花宣言より約1週間遅れとなりました。
鉢植えですが、花に顔を近づけると微かに甘い春の香りがします。
ハナモモの一種
アメントウについて改めてネットで調べると、ハナモモの一種で、鉢植え用として背丈が伸びない品種とのこと。
ネットに載っているハナモモの花の画像とわが家のアメントウの花を見比べると同じなので、ハナモモの一種に間違いなさそうです。
ちなみにハナモモとは、「庭木図鑑 植木ペディア」さんによると、中国を原産とするバラ科の落葉樹で、観賞を目的として実を食用とする一般的なモモと区別するため、花を強調してハナモモ(花桃)と呼んでいるとか。
姉妹種を発見
さらに植木ペディアさんのHP内を巡回すると、ハナモモの一種の中にはホウキモモがあり、これは掃除のホウキのような枝ぶりになるモモで、枝が横に伸びないため、狭い庭などでの鑑賞用として「照手姫(照手花桃)」として売られているとのこと。
ホウキのようなモモ…。
気になったので、今度は「みんなの趣味の園芸」さんのネットでハナモモを調べると、「照手白」と「照手桃」なる写真を見つけました。
これがホウキモモなら昨日散歩のときに魅かれたあの花木と一緒では!
思わずスマホを取り出して撮ったのが次の1枚です。
アメントウも、ホウキモモも、ハナモモの一種だったんですね。
わがアメントウの姉妹花に知らず知らず魅かれていたとは…。
なんとなく不思議な気持ちになったのでした。