朝から黙々と記入
この日午前、年金事務所分室から昨日もらってきた国民年金への任意加入申出書関連書類に必要事項を記入。
午後には金融機関経由で分室を再訪、記入した書類を提出して無事手続きを終えました。
朝食を済ませた後、国年任意加入関連書類3点をテーブルの上に広げ、順次記入していくことに。
1点目は「国民年金被保険者 資格取得申出書確認シート」-。
これは市区町村長と年金事務所長宛て。
提出年月日、氏名、個人番号(または基礎年金番号)を記入の上、「1.任意加入を希望する理由を教えてください。」との問いに選択式で答える形になっています。
「満額の老齢基礎年金を受給するため」「老齢基礎年金の受給権確保および受給額を増額するため」「老齢基礎年金の受給権を確保するため」等がありますが、「満額の老齢基礎年金を受給するため」に○印。
次は「国民年金被保険者関係届書(申出書)」-。
これも市区町村長と年金事務所長宛て。
提出年月日と氏名を記入し、被保険者との続柄はもちろん本人に○印。
以下「A.被保険者」「B.届出(申出)事項」「C.届出事項」欄が続きます。
A欄は①個人番号(または基礎年金番号)②生年月日③氏名④性別⑤郵便番号⑥電話番号⑦住所⑧国籍(外国籍の方のみ)⑨外国人通称名(住民票上の通称)-で構成され、⑧⑨以外を記入。
B欄は⑩届出種類で「資格取得申出」と「付加保険料 給付・辞退申出」に○印⑪該当・申出年月日で本日の年月日である令和6年3月15日と記入⑫理由等で「任意加入の申出」と付加保険料の「納付の申出」に○印。
C欄は個人番号を持っていない人が住所や氏名等を変更した場合に記入するとしているので、ここはスキップして空欄のままです。
宛先が同じで記入事項も1部重複していて、〝被保険者フレンドリー〟にはほど遠く、1枚にしてもらいたいものです!!
前納期間2年に
そして、金融機関関連の「国民年金保険料口座振替納付(変更)申出書兼還付金振込方法(変更)申出書」-。
この書類は先の2点と違い、日本年金機構理事長宛てで複写式の2枚綴りになっていて、1枚目に金融機関の確認欄が、2枚目には金融機関への届出印欄がそれぞれ設けられています。1枚目は年金事務所、2枚目が金融機関へ提出となります。
提出年月日、郵便番号、住所、被保険者氏名、電話番号を記入。
冒頭部分を見ると以下の文言が…。
私は、国民年金保険料の納付を口座振替により納付したいので、保険料額等必要な事項を記載した納付書を、指定の金融機関あてに送付してください。
また、国民年金保険料の払い過ぎ等により還付(払い戻し)が発生した場合の口座への振込について、「C.還付金振込方法」のとおり申出します。
続いて「A.被保険者」「B.指定預金口座/振替方法」「C.還付金振込方法」の欄。
A欄には基礎年金番号と生年月日を記入。
B欄には指定預金口座の金融機関名と支店名、口座の種類(普通か当座か)と口座番号、口座名義人を記入して、振替方法を選択します。
振替方法は「翌月末振替」「6カ月前納」「1年前納」「当月末振替」「2年前納」の5択あって、資料の下部には「前納及び当月末振替の場合は割引された保険料を振り替えします」「割引額が多いのは、2年前納>1年前納>6カ月前納>当月末振替の順になります」とあったので「2年前納」に○印を付けました。
裏面記載の詳細によると、2年前納は2年分の保険料をまとめて振替する方法で、4月分~翌々年3月分(24カ月分)の国民年金保険料が4月末日に自分の口座から引き落とされる(徴収)とのこと。
具体的には、来月末日すなわち2024年4月末日に書類で届出た金融機関口座から24年4月分~26年3月分(24カ月分)の保険料が徴収されるということです。
満額受給するためには、37カ月の保険料の支払が必要となりますが、残りの13カ月(37カ月-24カ月)に関しては、改めて年金事務所に確認することに。
取りあえず、口座開設の時に金融機関に届出た印鑑を引っ張り出してきて、2枚目の金融機関への「お届け印」欄に押印。
C欄は還付金振込方法のみの申出の場合は記入することとあるので、スキップして空欄のまま。
金融機関を経由
午後イチを狙って、金融機関を予約なく訪問-。
午前中に記入した申出書3点をバッグの中に入れ、なお届出印と通帳も。
国民年金の任意加入の申出手続きで出向いてきた旨を接触してきた受付係に伝達すると、キャッシュカードの提示を求められました。
先方はそのカードを小型のデバイスに数秒間挿入した後、すぐさま当方に返却。
キャッシュカードから個人情報を読み取ったものと思われます。
ラウンジで待つこと約30分後、窓口対応の行員から呼び出しがありました。
当方がバッグから「国民年金保険料口座振替納付(変更)申出書兼還付金振込方法(変更)申出書」と、口座の通帳を取り出して提示し、申出書にさらりと目を通した窓口行員とやり取り。
行員「国民年金保険料の口座振替のお手続きですね」
当方「そうです」
行員「届出印をお持ちでしたら、印影確認のため、お借りしたいのですが…」
当方「はい、どうぞ」
届印を家から持ってきてやっぱりヨカッタ…。
当方、押印の機会など少ないため当方力が入ってしまい、印影がにじんでしまったため、押し直しのようです。
届出印を手渡すと、さっと2枚目の「お届け印」欄内に「押す」というより「当てる」といった手さばきで、印を外すと印影がくっきり。
「さすが…」と思わず声が漏れました。押印に力みは禁物です。
行員に「しばらく後ろのお席でお待ちください」と促され、ラウンジで10分ほど控えていると、再び呼び出しがあり、手続きは終了したとのこと。
「(複写綴りの)2枚目の方を当方でお預かりしました」と言って、複写綴りの1枚目を戻してくれました。見ると、金融機関の確認欄には、本日の日付と金融機関名と支店名が明記されている印が押されています。
「こちらを年金事務所に提出すればよろしいんですね」と聞くと「そうです」。
戻ってきた提出書類をバッグに詰め、今度は年金事務所へ向かいました。
残余保険料納付は再来年4月
昨日に続いて、連日の年金事務所訪問です。
昨日と同様、受付で来訪目的を記入する同じ書類を渡され、同じ内容を記載して提出。
本日受け取った受付番号票は「506」。昨日は「505」。
番号こそ1番違いでしたが、ラウンジの椅子でしばし待機する。
30分ほどして個別の相談ブースへと移動すると、応対も昨日と同じ職員でした。
まるでデジャビュ(既視感)です。
金融機関で保険料の口座振替の申出をして確認印を受領してきたことを告げ、提出書類3点を手渡し、2年前納分以外の保険料の納付方法を確認しました。
私「2年前納は、今年4月から再来年3月までの24カ月分となるわけですが、任意加入期間は37カ月なので、残りの13カ月(37カ月-24カ月)の保険料はどのようにして支払うことになるのでしょう?」
職員「今年3月(1カ月)分に関しましては、振込用紙をご自宅にお送りしますので、そちらで対応願います。保険料の額は16,,520円になります」
私「残りの12カ月分は?」
職員「そちらに関しましては、再来年4月以降に支払っていただくことになります。1年(12カ月)前納という形であれば、保険料は割引になります」
私「再来年4月以降の保険料はいくらでしょう?」
職員「保険料は2年先までしか決まっていませんので、いまの時点では分かりませんが、来年4月になれば分かると思います」
要は、再来年4月以降の残余12カ月分の保険料は来年4月にならないと分からず、また納付時期は再来年4月になるとのことでした。