ゴーヤーに子葉
ここのところ、週末になると天気がぐずつくことが多くてがっかりです。
本日も午前中は雨交じりでしたが、午後回復に向かったのでこれはチャンスとばかり、久しぶりに狭庭で土いじり。
4月に丸オクラの種をまいてものの1度失敗したため、再起を期して再度種をまいたのですが、相変わらず発芽の兆候はなし。
寒さ対策のため種をまいた小さなペーパーポットを妻が不織布で囲ったトンネルの中に入れたり、晴れの日に私がそこから出してあげたりと温度には注意を払ってきたはずなのですが、今回も「不発」に終わったようです。
種からの「ハードル」は高かった、ということか…。
がっかりして肩を落としていたのですが、いいこともありました。
オクラの種まきと同時に、ゴーヤーの種も4つのポットにそれぞれ4粒つづまいたのですが、そのうちの1つから5~6日前、小さな「芽らしきもの」が土の中から顔を出しているのを見つけたのです。
待ちに待った「芽らしきもの」でしたので、不織布トンネルの中で様子を見守っていたのですが、改めてトンネルを開けてみたところ、何と小さいな子葉を広げているではありませんか!
ポットを手に取ってまじまじと観察してみると…。
種の外殻をつけたまま茎が土中から伸び、茎の上部で葉を広げているように見えます。
そのみずみずしさ、生命力に感動をおぼえます。
鳴いたり動作で意思を表現する動物とは違って静かではありますが、どっこい、しっかり生きているんだ、と。
写真を撮った後、順調な発育を願ってポットを不織布トンネルの中へと戻したのでした。
大輪アサガオ「暁」に挑戦
すっかり気をよくした爺は、アサガオの種をまくことにしました。
アサガオは5,6年前から毎年手掛けていて「私、失敗しないので」との自負があります。
超お手軽なので失敗するの方がおかしいか…。
現役時代の夏場の朝、出勤前に小ぶりでかわいらしいピンクや紫の花が咲いているのを目にすると、これから職場へ向かう緊張が一瞬和らいだものです。
例年は大型連休が終わったころにまいていたのですが、今年は桜のほかさまざまな花の開花が1週間~10日ほど早まっているので、種まきをそれに準じることに。
今年は2種類まくことに。
1つは毎年定番の小ぶりなアサガオの種、もう1つは妻が購入してきた超大輪の花が咲くという「暁シリーズ」の種。
初挑戦となる「暁シリーズ」は、サカタのタネです。
袋書きによると、「花径が18㎝前後にもなる迫力満点の超巨大輪暁シリーズ。つるがあまり伸びないので、あんどん仕立てに向いています。花色は単色、覆輪、絞りとバラエティーに富み、葉は涼しげな斑入り」が特長とのこと。
小さなペーパーポット2つに土を入れて、ジョウロで水をかけた後、それぞれ指示通り「2~3粒を1㎝ほどの深さ」にまきました。
発芽までの日数は5~10日とあるので、早ければ大型連休中に「結果」が出ます。
ゴーヤに続けぇ~!
オクラ、どうしたぁ~!
デストロイヤー開花
こちらが盛り上がっていたら、妻が自分のプランターを見るように、と催促。
どれどれと目を転じると、葉が勢い良く所狭しと成長し、紫色の花が咲いているものも。
ご自慢の「デストロイヤー」です。
といっても、ひと昔前のプロレスラーではありません。
ジャガイモの一品種で、正式名はグラウンドペチカ。
卵型で表皮の色は赤と紫が入り混じっていて、覆面レスラーの顔のようにみえることから異名がついたらしいです。
見ようによっては、恐竜の卵のようなインパクトのある「形相」をしています。
昨年、妻が栽培に初めて挑んだのですが、一定の収穫に成功。
30~40個はとれたでしょうか。
小ぶりの割に重たくてぎっしり感があり、割ってみると中は濃い黄色あるいは栗色。
そのまま油で揚げて塩をつけて食べたり、しょうゆで煮っころがし風にして食べたりしましたが、ホクホク感と粘り気に甘みがあって、とてもおいしかったと記憶してます。
病気に強いため、初心者でも簡単に栽培できるそうですが、妻としては「夢よ、もう一度」の思いなんでしょうね。
今冬、種芋を買ってきて、プランターに植え付けていました。
おおよそ3~4カ月で収穫できるといいますから、梅雨入り前にはご馳走にありつけるかもしれません。
デストロイヤー、頑張れぇ~!