スマホに3度も
数日前からスマホに見覚えのない番号から電話が2度ほど掛かってきました。
警戒してパスしていましたが、いずれも留守録なし。
それで気になって調べてみたら、どうも地元の税務署からのようでした。
いったい何の用だろう?
怪訝に思っていたところ、本日、また同じ番号からスマホに3度目の電話が掛かってきました。
出てみると、やはり地元の税務署。
用件は当方が希望している無料の記帳指導についてでした。
先日税務署で開かれた青色申告に関する記帳説明会で、無料の記帳指導の開催予定を聞いてみたのですが、職員からは「今年度はすでに実施済みで次回は来年度になってしまいます」とのつれない回答。地元の青色申告会やパソコン会計ソフト等を活用しての自力対応を示唆されたのでした。
納税は国民の義務とはいえ、税金を納めてもらう上で記帳を勧めている立場を考えれば、ずいぶん不親切な対応だなという印象を持ちました。
青色申告会への入会金や会計ソフトの代金を負担に感じる人も少なくないはず。
どうして無料の記帳指導が年度内1回限りの開催なのか!?
国・国税庁は通年無料で記帳指導を行ってもいいぐらいだと思った次第です。
で、税務署からの電話は、無料の記帳指導が来年夏ごろに実施される見通しなので受講を希望するかどうかという問い合わせでした。
年内の指導ならば、来年2月から3月にかけて初めて経験することになる青色申告の作業に役立つので、もしやその案内かもしれないと、淡い期待を寄せたのですが、〝空振り〟でした。
来年夏の指導であれば、年明けの青色申告の作業はすでに終わった後の祭りとなってしまい、指導を受ける価値はぐんと下がってしまいます。
常時無料指導を〝陳情〟
電話では以下のようなやり取り-。
職員「先に無料の記帳指導を希望するとの申込書をいただいておりましたが、今年度は終了してしまいましたので、来年度はどのようにされますでしょうか。希望されるのであれば、いただいている書類をもって来年度の申し込みとさせていただこうと思いますが…」
そんな切り出しでしたが、先ずは再度今年の予定を確認してみました…
爺「以前もお尋ねしたのですが、今年はもう開催の予定はないのでしょうか?」
職員「はい。申し訳ありませんが…」
爺「そうすると、来年はいつの開催になりますか」
職員「国税庁が民間に委託して行っている事業なので、何とも言えないのですが、今年と同じ頃ではないかと」
爺「ちなみに今年はいつごろの開催だったのでしょう」
職員「7月と8月にかけてです」
爺「そうであれば、来年の7、8月となるとやはり年明けの今年分の青色申告には間に合いませんよね」
職員「申し訳ございません…」
当方としては、無料の記帳指導を受けることができないので、トライアル導入したパソコン会計ソフトを使って乗り切ろうか、あるいは青色申告会に入会して記帳指導を受けた方がいいのかどうか、考えているところですと〝窮状〟を説明。
同時に、国・国税庁として常時無料で記帳指導の機会を提供してもらいたいことを〝陳情〟しました。その上で、初めての青色申告がうまくいかなかったこと等も想定して、無料の記帳指導を来夏に受ける意思があることを伝えたのでした。
かさむ交通費
パソコン会計ソフトに四苦八苦の状況は続いています。
記帳は小まめにつけていくことで、〝壁〟に当たる度に1つ1つクリアしていくしかない、との思いに至りましたので、本日も出来事に応じて即記帳です。
この日午前、業務を受託した案件で自宅から都内へ。
自宅最寄りのバス停から近くの駅までバスで移動。電車の乗り換えて、仕事仲間との事前打ち合わせのため待合場所へと向かいました。
待合場所の喫茶店でコーヒーを飲みながら協議後、先方を訪問。
先方との話し合いが終わって自宅へ戻ったのは午後2時すぎ。
夕方前、クリーニング店にたまっていた汚れ物のYシャツを出してきました。
これらを仕訳してみると…
バス、電車代金については、借方の勘定科目に「旅費交通費」を、貸方の勘定科目に「現金」を選択して、1,420円を計上。
打ち合わせ時のコーヒー代金については、借方の勘定科目に「接待交際費」を、貸方の勘定科目に「預金」を選択して、610円を計上。
クリーニング代金については、借方の勘定科目に「雑費」を、貸方の勘定科目に「現金」を選択して、440円を計上。
以上のようにパソコンに打ち込みました。
バス、電車代金に関してはPASMOで、コーヒー代金に関してはデビットカードで、クリーニング代金は現金でそれぞれ支払いました。
PASMOはプリペイド(チャージ)式の電子マネーとして、チャージ時には仕訳をせずに支払ったときにだけ費用として「現金」に、デビット払いは決済と同時に銀行口座から引き落としが行われるので「預金」に、クリーニング代金はそのまま「現金」として処理しました。
仕事の打ち合わせ面談で自宅から都内へ出掛けることがしばしばあるのですが、痛感したのは移動時の交通費の高さです。
現役時代は勤め先から定期券が支給されていたのでまったく意識することはなかったのですが、けっこう交通費がかさんで、バカになりません。
IT関連企業がリモートワークを維持している理由が改めてストンと胸に落ちました。
オフィスの規模、それに比例した光熱費もかかるでしょうから。
とは言え、リモートを上回るリアルの効果があることも事実。
悩ましいところです。